11月9日(土)、第4回食の縁結び甲子園全国大会がくにびきメッセ(松江市)で行われました。
今回のテーマは「地域を元気にする!縁結びどんぶり ~一汁、デザート付き~」で、本校の3年生「調理」選択者2チームが島根県予選にエントリーしましたが、残念ながら全国大会に進むことはできませんでした。
しかし大会本部から、小柳・高尾チームの考案したデザート『西条柿の抹茶大福』がユニークな作品なので全国大会の来場者に対して料理教室をして紹介してほしいと依頼があり、調理選択者全員で引き受け、全国大会に行ってきました。
元の案は、西条柿の干し柿と餡を抹茶の求肥で包むものでしたが、「生の西条柿と粒餡は相性がよい」という和菓子マイスターの横木先生の助言もあり、西条柿の形を生かして輪切りをのせることにしました。
試作を重ねるうち「なんか(見た目が)かっぱみたいだね!」という一言で愛称は『かっぱちゃん大福』になりました。
しっかり説明できるように何度もリハーサルをして臨みました。
当日の料理教室には老若男女20名が集まり、生徒5人は4つのテーブルに分かれて3人~6人を受け持ちました。
どのテーブルも和気あいあいと『かっぱちゃん大福』を作っていました。
皆さん楽しそうに完成した大福を写真に撮る方もいらっしゃいました。
以下は生徒の感想です。
「2チーム(6人)を相手に指導するのは大変でしたし緊張しました。全国の代表が料理を作る様子や作品を見て学べてとても勉強になりました。」
「初めて会った方といきなり料理をするので緊張したけど、楽しくできてよかったです。理解しながら料理をされたのでやってよかったなと思いました。」
「緊張して言葉が出てこなかったです。教える側として人に伝える大変さを知ることができました。」
「はじめは戸惑いもあったけど、話しながら作っていくうちに楽しくなりました。来てもらった人たちに喜んでもらえてとても嬉しかったです。」
「子連れの方や高齢の方まで来られ嬉しかったです。作りながら、どこから来られましたか?などと会話もしながらよい雰囲気で料理教室ができました。」