総体報告会を行いました

2018年06月04日
6月4日(月)1限、総体(全国高等学校総合体育大会)島根県大会の報告会を行いました。
【校長からの講評】

「われらの三高ここにあり」「現代社会の最大の危機は若者の3Yにある。」と言われています。3Yとは「欲ない、夢ない、やる気ない」だそうです。
世の中の風潮は確かにそうかもしれません。しかし、三刀屋高校の生徒は決してそうではない。「勝ちたいという欲を持ち、優勝するという夢を持ち、精一杯努力しやる気満々で試合に臨んだ」そんな姿をこの総体で見せてもらいました。一球一球に、一本一本に、一試合一試合に三刀屋高校の代表として試合に臨む君たちの熱い思いを感じることができる素晴らしい大会でした。時に手に汗握り、時に大声を張り上げ、時にため息をつくといった場面が多々ありました。君たちにとっても一生忘れえぬ大会であったことと思いますが、私にとっても一生忘れえぬ思い出になりました。感動をくれた選手諸君には心からお礼を言います。「ありがとう」結果についても、今大会は素晴らしい結果でした。ベスト8に入賞をした 男子バスケットバール部、女子ソフトテニス部、男子ソフトテニス部、3年連続30回目の優勝を果たした男子ソフトボール部、7年連続32回目の優勝を果たした女子ソフトボール部には心から敬意を表し、「おめでとう」と言いたいと思います。また、中国大会にコマを進めた陸上部:森山君、高野さん、女子ソフトテニス部:土谷さん、若槻さん、水泳の阿川君の健闘もたたえたいと思います。勝負に勝つということは、それまでの過程を考えると大変尊いことで、賞賛すべきことであります。しかし、勝負に勝つことだけがすべてではありません。Adversity makes a man wise. 「艱難汝を玉にす」ということわざがありますが、「人は多くの苦しみや困難を経て初めて立派な人間となる」ものです。負けはしたがやり切ったという気持ち、充分な力が出せず悔しいという気持ち、今皆さんにはそれぞれの思いがあることと思います。今の気持ちを大切にして、今日から新たなる努力を少しずつ重ねてほしいと願っています。総体に出場した人、出場していないけれど一生懸命応援した人、それぞれがそれぞれの役割をしっかり果たした総体であったと思います。総体に出場した人は、応援してくれた友人、後輩、保護者のみなさん、指導をしてくださった先生方に対する感謝の気持ちを。応援をしてくれた人は、感動をくれた出場選手に感謝の気持ちを。お互い感謝の気持ちを大切にして、次なる新たなステージに向かってほしいと願っています。「われらの三高ここにありと、等しくともに誇るべき」総体でありました。今回の総体にかかわった「チーム三高」すべてのみなさんに感謝をしたいと思います。「ありがとう。お疲れさまでした。」