6月11日(火)、三刀屋町文化体育館アスパルで「芸術鑑賞会」を開催しました。今回は劇団東京芸術座の皆さんによる演劇『12人の怒れる男たち‐Twelve Angry Man‐』を本校・分校、出雲養護学校雲南分教室の皆さんで鑑賞しました。劇団東京芸術座の皆さんありがとうございました。
公演後は、本校演劇部員との交流会を開催させていただきました。交流会では、劇団員の皆さんから「自分のセリフだけでなく相手のセリフも覚えることが大切」「間は魔に通じる」「記憶することを繰り返すことで根が生えてくる」「笑いのコツはこらえること」といったアドバイスをいただき、部員たちは熱心の聞き入っていました。
【あらすじ】
1950年代末のニューヨーク。その夏、最も暑い日の午後、スラム街で起きた殺人事件の裁判が結審を迎えようとしている。被告はスラムに暮らす18歳の少年。被害者はその父親である。被告の有罪は確実視されている。
そしてー
少年の運命は、無作為に選らばれた12人の陪審の手に委ねられた。話し合うまでもないと、彼らは早々と予備投票を行う。
結果は、有罪11票、無罪1票。
無罪に投票した陪審員8号は「せめて1時間話し合いを」を望んだ。11人の陪審員たちの無関心、冷笑、蔑視、敵意に怯むことなく、陪審員8号は、有罪にに対する「合理的な疑い」を提示する。
本当に裁かれるべきものは何か、そして誰か、
男たちの議論は白熱する…。