本校ＪＲＣ部が、１１月５日（日）に雲南市加茂交流センター周辺で開催された「第８回加茂よっといで祭り」の運営協力を行いました。後日、島根県視覚障害者福祉協会の佐藤昌史様からお礼のお手紙をいただきました。佐藤様に許諾をいただきましたので掲載させていただきます。佐藤様ありがとうございました。

島根県立三刀屋高校　御中
日頃より大変お世話になります。島根県視覚障害者福祉協会　佐藤昌史と申します。
私どもの支部団体の雲南地区視覚障害者協会は、昨日の11月5日（日）、雲南市加茂町で開催された「加茂よっといで祭り」に、あんま・マッサージ体験コーナー、盲導犬コーナー」を出展して、参加させていただきました。
そのイベント出展の運営に三刀屋高校の片岡先生をはじめ、佐藤綾香さん、奥井真由さん、石田夢乃さんの三人の生徒さんにご協力いただきました。
私たちは目を不自由しており、文字を認識することだったり、自身の移動に関してどうしてもサポートが必要です。６月の島根県視覚障害者福祉大会においても移動介助について経験をされており、今回もとても的確に、そして心のこもった移動介助をしていただきました。
また、マッサージ体験希望者の受付や、施術の時間を測ったり、施術の終わりの声掛けなど大変助かりました。
何より嬉しかったのは、全く見えない方を外の飲食イベント会場まで連れて行ってくれて、いっしょに食事をしてくださったことです。手引きをしながらイベント会場内を案内してくださり、どんな食事が出店されているのか説明をしてくださったことで楽しく食事ができました。
本当に嬉しかったです。
私たち視覚に障害を持っていますが、社会の一員であり、社会と共に生きています。そのような中、イベントに参加できたことで社会の一員であることをあらためて実感できました。
このような気持ちが持てたのも三刀屋高校の生徒さんのおかげです。
本当にありがとうございました。
加えて、雲南社協だよりの音訳についてもお礼申し上げます。
今後ともご協力いただきますようお願い申し上げます。
■ 公益社団法人　島根県視覚障害者福祉協会
　　会長　佐藤　昌史