本校中庭の池で古代ハスが、6月21日にピンク色の華やかな花を咲かせました。
このハスは「大賀ハス」と呼ばれるもので、今から約65年前に東京大学所有の農場内の落合遺跡で発掘された古代のハスの実から発芽・開花した古代ハスです。
この古代ハスは今から2000年以上も前に咲いていたものと言われています。植物学者大賀一郎氏によって発掘された3粒の実のうち、1粒だけが発芽・開花し、その後日本各地はもとより世界各地に根分けされました。
根分けされた施設のうちの一つが荒神谷史跡公園(出雲市斐川町)でした。6年前に理科(生物)の片山教諭が、荒神谷史跡公園でこのハスの種を購入し、理科準備室で発芽させ、生育した株を中庭の池に移植しました。そして、その種が3年前初めて花を咲かせました。
2000年以上前の古代から受け継がれた生命の神秘のロマン!
池のそばでじっくり観賞してみませんか?