8月20日(月) 始業式・大会報告会が行われました。■始業式 校長訓話
?平成30年度 2学期始業式訓話「汗をかけ 常識を学べ 常識を疑え」「三高三訓」三刀屋高校では、「汗をかくこと、常識を学ぶこと、そして常識を疑うこと」を三高三訓としています。この夏休み、皆さんは学習に、部活動に、またボランティア活動などに大いに汗をかいたことと思います。昨日は、PTA主催の奉仕活動がありました。多く保護者の皆様、先生方、そして心ある生徒諸君が参加し、朝早くから学校周辺の草刈りをしていただきました。皆さんは「ギブ(与える)&テイク(手に入れる)」という言葉を聞いたことがあると思います。これは決して「テイク&ギブ」とは言いません。まずは自分からギブすることが大前提であり、その後にテイクするという意識だろうと思います。しかし、昨日の奉仕作業に参加していただいた保護者の方々はギブはしてもテイクしようという考えはさらさらなかったと思います。ただひたすら皆さんのために汗をかいていただきました。そこには「ギブ&テイク」の精神ではなく「ギブ&ギブン」の精神があったのだろうと思います。相手にしてほしいからしてあげるという精神ではなく、見返りを求めずただただ誰かのために行動する。すると期せずして誰かから何かを与えてもらえる。つまりBe givenしてもらえるということです。皆さんは三高を取り巻く多くの人々のそういう想いに応えるためにもしっかりと汗をかき、大いに常識を学んでほしいと思います。話は変わりますが、私はこの夏、自宅の庭の一角でピーマンとトマトを栽培しました。トマトは一株から1年間に何個収穫できるか皆さん知っていますか。およそ80個ぐらい収穫できるそうです。これは農業をやっている人にとっては常識なんでしょうね。
それでは、一株から80個以上収穫することは不可能でしょうか。農業をやる人にとってはできるだけ甘いトマトをできるだけたくさん収穫したいと思っていると思います。
画面に出ているトマトは鈴なりにたくさんなっています。これは実は一株からなっています。1年間で大体17,000個収穫できるそうです。常識を常識だから仕方がないと思っていれば、そこに進化はありません。本当にそうなのか、何か良い方法はないのかと、常識を疑うことは進化の第一歩であろうと思います。2学期には、学園祭をはじめ多くの学校行事が、部活動においては新人戦等の大会や文化部のコンクールなど多くの行事・大会があります。常識を学びながらもその常識にとらわれることなく、自らの可能性に限界を設けることなく、そして失敗を恐れず果敢にチャレンジしてほしいと思います。私が今日着ているこのポロシャツは、本校の教職員が考案した三高ポロシャツですが、三高の三の部分が「太陽のSUN」、三高の高の部分が「光のKOU」とローマ字で書かれています。我が三高は、生徒の成長のために常に陽の光を当てる学校でありたいと思っています。このポロシャツにはそういう私たち教職員の熱い思いが詰まっています。皆さんの果敢なチャレンジを私たち教職員も「チーム三高」として支えていきたいと思っています。皆さんの革命的な進化を期待しています。
■大会報告
(女子ソフトボール部・野球部・女子ソフトテニス部・美術部・書道部・吹奏楽部・水泳部・文芸部)