6月9日(土)ビッグハート出雲で、第21回全国高等学校俳句選手権大会(俳句甲子園)地方予選会が開催されました。俳句甲子園は、正岡子規や高浜虚子など有名な俳人の出身地、松山市で開かれる高校生の俳句大会です。対戦は5人1組のチーム戦で、あらかじめ与えられていた三つの兼題を使って作った句をもとに、ディベートが行われ、句の出来栄え+ディベートの内容で勝敗が競われました。本校文芸部、3年生5名(佐藤、林、糸川、中村、安西)が出場し、強豪校がひしめく中、見事に優勝を勝ち取り、初の全国大会出場を決めました! 【1回戦】 兼題「蛙」
三刀屋高校 対 広島県立広島高校 1-2 負け
【2回戦】 兼題「春眠」
三刀屋高校 対 平田高校Bチーム 2-1 勝ち
【3回戦】 兼題「桜の実」
三刀屋高校 対 平田高校Aチーム 3-0 勝ち
(優勝)≪大会での投句の抜粋≫
・教室の迷い蛙に席はなく (兼題:蛙)
・潰された蛙にも雨柔らかく (兼題:蛙)
・反抗期春眠まといパンを食う (兼題:春眠)
・桜の実熟してもなお青年期 (兼題:桜の実)
・父の背の小さき手の中さくらの実 (兼題:桜の実)≪顧問のコメント≫
俳句甲子園は、俳句のできばえ点と、相互に鑑賞し意見を述べ合う討議の内容点で勝敗を争います。
総当たり戦で最も勝ち数の多かった本校が優勝し、8月17日から愛媛県松山市で開催される俳句甲子園の本戦に出場する権利を得ました。
三刀屋高校生らしい、のびのびとして自由な感性の句が評価されました。
本戦出場までに、俳句の鑑賞力とディベート力を磨きたいと思います。